令和2年 武道始

令和2年1月5日
調布柴崎道場で武道始を行いました。
恒例の新年献酬の後、世田谷成城道場との合同で初稽古。
稽古後は賀宴となりました。


献酬之儀
献酬は戦国時代から伝わる儀式の一つです。
戦国の世では出陣式、凱旋式、正月の武門の固めなどで行われてきました。
知心流では現代でも、武道始、演武会などで、宗家と門弟の覚悟を示す儀式として毎年恒例となっています。

献酬した杯は最後に宗家が飲み干した後、刀の柄頭で割ると伝えられています。
これは皆の命を預かったと同時に、後はない覚悟をあらわすそうです。
酒には討ちアワビ、勝ち栗、昆布が添えられます。
戦の出陣式などで、「敵を討ち、勝ち、よろこぶ」として、縁起を担ぎ食したそうです。



今回の献酬は馬上杯で執り行いました。




基本稽古





知心流高弟による形稽古

形稽古




後代宗家 明石守正師範代との討込み稽古

討込み稽古









稽古後の賀宴は、鯛の塩釜焼、雑煮、鍋料理、お汁粉、と豪華な料理と共に賑やかに行われました。



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