古稀記念茶会

平成29年10月9日
東京国立博物館庭園 「応挙館」と「転合庵」茶室にて
知心流14代宗家の古稀を記念して、
桃山時代の甲冑武士が行っていたとされる知心流「鎧組太刀」の
仕草や座り方を模した所作にての茶会を初めて開きました。
腰に茶刀(ちゃがたな)を帯び、立膝でのお点前を試みました。
天気にも恵まれて、門下生、家族や友人など50名が参加しました。





知心流14代宗家による立膝でのお点前


茶刀 (1) 茶刀 (2)

茶刀(ちゃがたな・ちゃとう)
茶室には刃物、金属類を持ち込まないことから、
武士は脇差を木刀でそっくりに作り、いざという時に備えた。
桃山時代の戦いに明け暮れていた時代のことである。
江戸時代に入ると茶刀は扇子の形になり、やはり樫木で1尺の長さに作られた。
以降、竹と紙の現代の扇子になったと伝えられている。
(知心流の伝承より)







転合庵には鎧を飾りました






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